精液減少症や射精が困難な場合は逆行性射精を疑います
射精している感覚はあるのに、精液の量が非常に少ない精液減少症(1回の射出精液が2mL以下)やまったく精液が出ない場合には、逆行性射精を疑います。
マスターベーションで射精の感覚があったのちに排尿してもらい、尿中に精子が混入していないかを調べます。
逆行性射精は、射精時には閉じるはずの内尿道口が閉鎖せず、膀胱内に精液が逆流してしまう状態です。
精液がすべて膀胱内に逆流してしまうケースと、一部だけが逆流するケースがあります。
手術時の神経損傷、糖尿病などが原因になることもあります。
情報更新日:2021年12月9日