凍結胚を戻すための理想的な子宮内膜の育て方

赤ちゃんが潜り込むベッド(子宮内膜)、自力で整えるか、プロ(薬剤)を使うか

凍結融解胚を戻すための子宮内膜の育て方は、大きく分けて自然周期とホルモン補充周期(HRT)との二通りあります。

排卵を起こし本人のホルモンで内膜を育てる自然周期

自身の月経周期が規則的で、ホルモンバランスに問題がなく、基礎体温表もきれいな二相性を示す方であれば、子宮内膜が十分な厚さになっていることを確認したうえで、自然周期で排卵をさせ、タイミングを計って凍結融解胚移植を行うことができます。

8細胞期胚であれば排卵後3日目、胚盤胞であれば排卵後5日目に凍結胚を融解して移植します。

ホルモン製剤を使って内膜を育てるHRT(ホルモン補充周期)

子宮内膜を卵胞ホルモン剤で厚くし、十分な厚さになったと判断した時点で、もしくは移植希望日から逆算して、黄体ホルモン剤の投与を開始します。

黄体ホルモン剤の投与を開始した日を、排卵日(採卵日)と考えます。

月経周期が不規則な方、自然周期では十分に子宮内膜が厚くならない方、胚移植日を予め決定しておきたい方に向いています。

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情報更新日:2021年12月9日


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