下垂体性無月経

どんな症状なの?

下垂体に原因のある無排卵や無月経を、下垂体性無月経と呼びます。この中での原発性無月経としては先天性ゴナドトロピン欠損症、続発性無月経としては下垂体にできたプロラクチン産生腫瘍が原因の高プロラクチン血症や、出産時の大量出血によって下垂体機能低下症が起こったシーハン症候群などがみられます。

下垂体性無月経では、ゴナドトロピン(FSH & LH)がほとんど出ていないため、エストロゲンも分泌されず、原則として第二度無月経となります。

妊娠するためには、どんな方法があるの?

【ゴナドトロピン療法で排卵を期待します】

第二度無月経で挙児希望がある場合には、注射薬(ゴナドトロピン製剤)の排卵誘発剤を投与することで卵胞を成長させて、hCG製剤で排卵をうながすゴナドトロピン療法を試みます。

【カウフマン療法を試し、自然排卵や第一度無月経への移行を期待することもあります】

カウフマン療法を3~6カ月行ったのち投薬を中止し、リバウンド現象によって自然排卵を期待する場合もあります。

情報更新日:2021年12月9日


病院探し
アンケート結果

掲示板・ブログ
子宝ねっと

保険料金
計算ツール

全員に
プレゼント