異所性妊娠のリスク因子

腹腔内の炎症を経験したことがある人は要注意

下記のような腹腔内の炎症や手術を経験したことのある方は、異所性妊娠(子宮外妊娠)のリスクが高いとされています。

炎症や手術の既往によって、卵管の通過性は保たれていても卵管内の線毛の機能がダメージを受けていて胚(受精卵)がうまく運搬できなかったり、子宮内膜が薄いなど子宮腔内が着床に好ましくない環境だったりすることで、卵管内膜など子宮外への胚の着床が起こりやすくなると考えられます。

<異所性妊娠(子宮外妊娠)のリスク因子>

  • クラミジアなどによる卵管炎
  • 骨盤内感染
  • 虫垂炎
  • 腹膜炎
  • 度重なる人工妊娠中絶(子宮内膜掻爬)
  • 重度の癒着を起こしている子宮内膜症
  • 異所性妊娠の既往
  • 腹部手術の既往

情報更新日:2021年12月9日


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